Monday, July 20, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:えり⑥】ギフトの冒険 – お金の話

ギフトエコロジーの取り組みの実験としてツアーをギフトとして行った (ツアーの詳細はこちら。Greenzさんが記事にしてくれた「ギフトエコロジーとは?」はこちら)。という話をすると、大抵の人はすごいね!とポジティブな反応をくれる 。けど同時に興深かそうに、時にはちょっと遠慮気味に“お金はどうしたの?”と聞かれる。 
実のところ、現時点では私もお金がどうなるのかはっきりはわからない。でもなんとかなるものと思っている。といいつつ、こうやって思えるようになるまでのプロセスはなかなか感情的で簡単じゃなかった。不安になる日もあるし。ツアーではもちろん支払いが必要な部分もあった。レンタカーとかガソリン代とか駐車料金とか。最初は最終的にかかる経費をどうやってまかなうのかがわからなかったから、かなり冒険だった。でもそこは「きっとなんとかなるね」、とある意味根拠のない信念で進めた感じ。でもすごいのは、いろんな人のサポートで宿泊場、ガイド、食べ物が提供されて、実際に支払いの必要だった経費はほんのわずかなものだったこと。自分の周りに存在していた社会資本にアクセスできたことで、金銭的資本に頼る必要がすごく少なくなった、ということなんだと思う。 
サムが“お金は自分の関係性の指標として使えるよ。もしそこに関係性が存在したらお金は必要ないからね。お金を使うということはそこに関係性を築く余地がまだまだあるということ”って言ってた。
Casa de Pazでのランチ (Photo by Kojiro Inui)

まぁ、その視点から言ったら、 10日間に渡ってミニバン2台とかバスとか提供してくれる人とつながったり、それを提供してくれるまでの信頼性を築くのは、 宿泊や食事を提供してくれる人とつながるのと比べたら大変ということなのかも。でも感動したのは、かかった経費も、資金提供の形でツアー作りに貢献してくれた数人の人たちによってほぼ全てペイされたこと。

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