ギフトエコロジーという世界に向けてプロジェクトを始めて数ヶ月。なかなかチャレンジ満載で学びがいっぱいの毎日だったな。気づいていなかった自分のニーズをたくさん認識できたし、自分のお金との関係もより明確になった。ギフトエコロジーって一体なんぞやっていう部分も、以前よりずっと理解が深まった気がする。もっといろんな人にこの経験を共有したいな、と思いつつ、言葉にするのにだいぶ時間がかかってしまった。でもまぁ、ずっとやらないよりは遅くなってもやった方がいいなと思って、書き溜めてた。
カルマキッチンでの経験のあと、ギフトエコロジーにとって重要な要素が何なのか、ずっと考えてた。
自分の中ですごく腑に落ちて、なるほど、と思ったのは ”giving for free and giving freely タダで与えることと自分の意思で貢献すること”の違い。
(英語での説明をしているサイトはこちら →http://www.awakin.org/read/view.php?tid=1031)
先住民であり、植物学者であり作家でもある、ロビン キマラー( Robin Wall Kimmerer )さんが書いた Braiding Sweetgrassという本に以下の一節がある。
“From the viewpoint of a private property economy, the “gift” is deemed to be “free” because we obtain it free of charge at no cost. But in the gift economy, gifts are not free. The essence of the gift is that it creates a set of relationships. The currency of a gift economy is, at its root, reciprocity.”
訳:所有経済の観点から見るとギフトとは無料のものと受け取られる。というのはそれをお金を払わずに手に入れることができるからだ。しかしギフト経済においてギフトはタダではない。ギフトの重要な要素はそれが関係性によって成り立っているということだ。ギフト経済における”通貨”にはその根元に与え合いの関係性が存在する。
このギフトに対する考え方のシフト(ギフトと無料のものとは違う)は、このプロジェクトの私自身の関わり方に対する見方も変化させてくれた。これがこれまでのボランティアの活動(タダでする仕事)ではなくて、自分が意識的に新しい価値やコミュニティー、資本や関係性を自分自身と世界に対して築く活動なんだと思うことができた。
続きはこちら
http://www.deliciousjourneyforlife.com/ja/2015/05/19/journey-to-gift/
このギフトに対する考え方のシフト(ギフトと無料のものとは違う)は、このプロジェクトの私自身の関わり方に対する見方も変化させてくれた。これがこれまでのボランティアの活動(タダでする仕事)ではなくて、自分が意識的に新しい価値やコミュニティー、資本や関係性を自分自身と世界に対して築く活動なんだと思うことができた。
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