Monday, July 13, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:土居彩②】ギャングの巣窟で家を開放するヒーローたち


カリフォルニア州、オークランド東部にあるFruitavale(フルートベール)駅。映画「フルートベール駅で」の舞台になったこの場所では今から6年ほど前、黒人青年が鉄道警官に撃たれて非業の死を迎え、社会問題になりました。ここは不法滞在をするヒスパニック系の移民やギャングが多く住み、物騒な事件が頻繁に報道されている貧困地域。そんな街であえて鍵をかけず、家を開放して生活している2人の男性がいるというのです。今回のギフトエコロジーツアーでは、3日間そちらで寝食を共にさせてもらうことに。しかも宿泊場所や食事の提供は彼らからのギフト(無償提供)です。ツアー前に最も興味をひかれた場所だったのですが、サンフランシスコの部屋の家主からは「アヤのiPhoneと財布を盗んだヤツが住んでいるような街だよ」と釘をさされ、好奇心とともに警戒心も全開で訪ねたのでした。
カサデパズとは?

駅から歩いて15分ほどのところにある“Casa de Paz”(カサデパズ、スペイン語で“平和の家”の意)。“カンティクルファーム”という農場つきの共同集落にあるレモンイエロー色の可愛い一軒家です。ここは、オーガニックフルーツや野菜、ミツバチや美しい花がいっぱいの豊かな庭を中心に、数軒の家が立ち並ぶコミュニティ。中でもカサデパズは誰でも入れるようにとドアを施錠せず、門戸を開放しています。柔らかな風に揺られて美しい音色を奏でるウィンドチャイム。そんな透明でピースな空気が広がる気持ちのよい空間のため、思わず「本当に危ない地域なの?」と感じますが、カサデパズのある通りは4つの大きなギャングの縄張りの中。近所の家には泥棒避けの鉄格子が何重にもかかっており、壁には落書き、道端のゴミも見かけます。
カサデパズに住むのは、パンチョとサムという2人の男性です。パンチョは奨学金を全額獲得し、名門UCバークレーで宇宙物理学を学んでいたエリート。でも大学院に進んで博士号を取ることよりも、もっと意義のあることがしたいと退学し、カサデパズでの活動をスタートしました。いっぽうサムは、“グリーンハウスミュージアム”というオンライン美術館で、環境アート(自然との共生、環境問題などをテーマに、芸術の力で社会を動かしていく。絵画や写真、彫刻などだけではなく、野外でのアート作品や演劇と結合させるなど、さまざまな表現法がある)活動やアーティスト、コミュニティ支援をしていました。けれども、パンチョのギフトエコロジーに基づく生き方に感銘を受け、すべてを処分してカサデパズに来たといいます。現在彼らは毎週金曜日にカサデパズを訪ねた人全員に瞑想と、農場でのボランティア活動などで得たオーガニックの野菜やフルーツをふんだんに使ったヴィーガン料理を無料で提供しています。

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Saturday, July 11, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:えり⑤】ギフトの冒険 – 心の旅路の驚きと学び

新たな冒険には予想していなかった驚きやたくさんの学びの機会はつきもの 。このツアーは準備期間中からいろんな意味で自分のエッジを試す機会がたくさんで、特に感情的な部分が大きかったから、ツアー自体も感情的な経験になることを少しは予想していた。でも実際は想像していなかったこともたくさん。ギフトエコロジーへ道はまさに新しい世界への心の旅。与える側も受け取る側も節々でこれまでの現実との間に心の葛藤が。ツアー中ではギフトを受け取る側にいた参加者から所々でいただいたフィードバックから学ぶことがとても多かった。
ビームさんとサリーさんのお家で提供された愛情いっぱいの食事 (写真提供:藤井麗美ちゃん)
最初見知らぬ人から受けとっていたギフトにとても困惑したと、ツアー後の会話で参加者の一人が話してくれた。彼女は最初に泊まった家で使った布団を片付けている時に、何層にも敷かれた寝袋やブランケットに気づいて感動したと言っていた。ビームとサリーが見知らぬ自分たちが快適に寝られるようにと考えて準備をしてくれたことやその親切心に彼女は心を動かされたそう。でもその時彼女は同時にとても困惑していたそう。「どうしてこの人たちは赤の他人の自分にこんなにも親切なのだろう?何を期待されているんだろう?」とどうしても考えてしまった、と言っていた。
私たちは「交換」の意識で物事を捉える習慣がついてしまっているようにも思う。私自身も何か受けとった際に、どうしても「お返しをしないと」、と思ったり、同等の何かをしてあげていない/してあげられないことに対して罪悪感を感じてしまったりする。参加者の何人かが、小さい頃から「他人には迷惑をかけないように」と言われて育ってきたのに、ツアーで多くのことを他人にしてもらっているという状況が、それととても矛盾していて、そこに困惑を感じていることもシェアしてくれた。同じギフトを受けとっているのに、参加者一人一人、その受け取り方が微妙に違ったのが面白いと思った。ギフトを心を開いて受け取る人もいれば、受け取ることに至難した人もいた。人は新しい状況に置かれた時、それまでやってきたパターンや教えられたことに基づいて、一人一人の経験や文化のレンズを通して物事に対応するんだと思う。だから、参加者の人それぞれが持っていた「こうであるべき」という対応がそれぞれ違っていて、そこに個人の葛藤があったのかな、と思った。

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Wednesday, July 8, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:土居彩①】ついにヒッピーになる?!

【第18話】ついにヒッピーになる?!

お金が無い!

無職にもかかわらず、想像以上にお金が出て行くサンフランシスコ生活。そこでお金に対する恐怖心を手放したいと共生革命家のソーヤ海くんとベイエリアで活躍する鈴木栄里ちゃんが主催する10日間の研修旅行、“ギフトエコロジーツアー”に飛び込んだ私です。ただでさえ人生最大の節約生活を送っているのに、ツアーの1か月前には真っ昼間の大通りで買ったばかりのiPhone6と財布を強奪され、10日前にはルームメイトに貸したお金が返ってこないという事態が…。サンフランシスコに来るまで毛穴も鼻の穴も全開に開かせて東京生活を満喫していた私としては、「なんじゃこのアメリカという、ギフトどころか強奪の国は!」と警戒心と猜疑心でいっぱいだったのです。

ギフトエコロジーとは?

では”ギフトエコロジー”って一体何? ということなんですが、ひらたく言えばお金を介さない、支え合いや与え合いの中で生きる世界のこと。その根本にある考えは、もともと地球には酸素や水、食物や住む場所など人間が生きるために必要なものはすべて無料で揃っていた。けれど、いつの日か「これは私のもの!」と所有権を主張し始め、貨幣が出来て、お金や物を「持っている人」と「持っていない人」という区別性が生まれた結果、「あのブランド新作バッグを持っていないと幸せになれない」「このレストランに行けない私は惨めだ」などと、私たちが不足感を感じるようになったというのです。
実際私も克服したいと思いながらも、いつも何かが足りないという想いを抱えながら生きています。「お金が無い」「仕事が無い」「英語が話せない」「若くない」「頭がよくない」「恋人がいない」と(改めて書いたら、へこむわ!)。ところがギフトエコロジーの世界では“無い”という不足の意識で生きるのではなく、“必要なものはすべてある”と助け合いや支え合いといった意識にフォーカスをし、自分にはすでに十分なものが与えられていて、他の人に与えられるものも実はたくさんある。その意識を呼び戻して、見返りを求めないギフトを体験しようという趣旨のツアーだったのです。

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Wednesday, July 1, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:はじめ①】ようこそ〜イライラさん〜ひさしぶり〜

ひさしぶりだねー。

なんか毎日書くのはめんどくさくて。
しかも先月アメリカ行ってたてのもあって。
あ、パーマカルチャー、ギフトエコロジーのツアーに参加しに。


主催のソーヤー海に憧れて
すごく自分がやってみたいことを実際にやっているひとだし、
楽しいことをみんなを巻き込んでやっているのに尊敬してた。
それで、実際に会ってみたくなってツアーに応募した。


実際にパーマカルチャーのこととか
こういう企画のやり方とか人とのコミュニケーションで学ぶことはたくさんあった。


でも、ひとつこの人から大きなものをまなんだような気がする。



「あ、この人も不安とかおそれっていう感情もっているんだ。」

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http://blog.livedoor.jp/hjm0128/archives/1032856844.html

Tuesday, June 30, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:えり④】ギフトの冒険 – 終わりは始まり

最初のギフトエコロジーの実験。なかなか濃い旅だった〜。(ツアーの詳細はこちら)10日間のツアー自体は終わったんだけど、でも旅は始まったばかりっていう感じもする。まだ全てプロセスしきれてなくて、少しづつ言葉にしているところ。この実験で起こったことの多くは感覚的だったり感情的で精神的なものが多くて、それを言葉でうまく表現するのが難しい。時間をかけてじっくり書いていくのもいいかな、と思ってる。だってこれって結局は 私自身の人との関わり方やお金との関わり方のことだから。 一晩で答えが出るっていうより、一生かけて、ちょっとずつ、ちょっとずつ理解していく類の問いなんだと思う。自分の哲学とか世界観に関することだと思う。 今回の実験は慣行経済のエッジの部分での活動だったから、実際お金をどう捉えるかとかは、未だに対話を続けているし、私自身のお金との関わり方も日々進化している。だから私が経験したことを少しずつ共有していくことで、それがみんなにとっても自分自身の関わり方を考えるきっかけになればいいな、と思う。 
ツアーが終わって、このギフトの実験から学んだ一番のことは何?って聞かれた時にとっさに出た答えは「可能だっていうこと」
そもそも、どうしたらレンタカーや10日分の宿泊施設、30食分の食事、ガイドとして何人もの人の時間を必要とするツアーを12名もの人にギフトとして提供することが可能になるわけ?って。私も実際、ギフトでやろう!って決めた後も howの部分ははっきりわかってなかった。ただ、そうしたいと思って、なんとかなる!できるだろうと信じてやってた感じ。そして実際、想像をはるかに超えた、素晴らしいツアーができた。
このツアーを進めていく上で信じられないほど多くの人からサポートをいただいた。直接的、また間接的に関わってくれた人、全部で30人近い人たちに、先日ありがとうのメールを書いたとこ。ツアーを作る上でいただいたギフトは
*   14名の宿泊先、3箇所
*   20食以上の美味しい手料理
*   多くのパーマカルチャーやアグロエコロジー、ギフトエコロジーの実践者やエキスパートの人たちからの時間とパッション

Sunday, June 28, 2015

【ギフトの冒険家ブログ:こーじろー①】関係性の無いところにお金が必要になる

関係性の無いところにお金が必要になる
Case de Paz でSamとPanchが言っていた言葉が、アメリカの滞在の中でとても明確になってきている。

夕食後にSamがキャンドルを囲みながら、(SamとPanchoは、石油を使わずに生活するために夜はキャンドルで過ごしている。)お金と関係性の話をしてくれた。
このキャンドルを手に入れるためにお金を使った。でも、もしキャンドルを作っている友人がいればキャンドルをもらうという方法で手に入れることができるし、自分で作り方を知っていれば手に入れることができる。
お金が必要だったのは、そこに関係性が無かったから。


僕はアメリカに来てから3週間以上経つけど、セコイヤ国立公園でのキャンプを除いて一度も宿泊にお金を使っていない。僕には直接アメリカには知り合いはいないから、こちらでできた知り合いやその知り合い、またはカウチサーフィンというサービスを頼っているけど、それは関係性があればお金は要らなくなってくるということを表しているように思う。

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Thursday, June 4, 2015

【TUPテレビ】ギフトエコロジーツアー場所紹介!(更新版)

ツアー中だよ!
盛りだくさんすぎてヘトヘト。
毎日、最高のギフトを与えたくって、
自分のケアができていないけど、
ギフトエネルギーが漲っている。

ツアーの参加者が来る前に撮影した
ギフトツアーの訪問先の映像。

見てみて〜

パート1



アグロエコロジー@サンタクルーズ
Center for Agroecology and Sustainable Food Systems
Alain Chadwick Garden
Program In Community and Agroecology
Homeless Garden Project
Farmers Market (Downtown Santa Cruz)
Santa Clara Awaken with the Mehtas
などなど


パート2(音声と映像がズレてしまいました。音声だけでも!)



アーバンパーマカルチャーとギフト文化@East and North Bay
Casa De Paz
A Place for Sustainable Living
Bioasis
Ashby Community Garden
Transition Town Albany
Edible Schoolyard
Berkley Food Forest
Occidental Arts and Ecology
Sebastopol Community Market and Permaculture Learning Center
All Common Garden
などなど

全体のスケジュールと場所や活動のリンク

May 31 ARRIVAL
  • 1~3pm Karma Kitchen in Berkley 
  • Head to Los Gatos to stay with Plum Village friends Sally and Beem
  • Sangha meditation at Sally and Beems
JUNE 1 AGROECOLOGY@University of California Santa Cruz (UCSC)
JUNE 2 Alternative Santa Cruz & PICA JUNE 3 Food and Meditation
  • 7 pm Awakin Santa Clara community meditation and meal with the Mehtas
  • 11 pm Casa De Paz / Canticle Farm
  • JUNE 4 Canticle Farm (Meditation, Farm work, Food prep)
    • Meditation
    • Casa de Paz/Canticle Farm tour and presentation of the project 
    • All day do things with Pancho and Sam
    JUNE 5 Canticle Farm
    • Meditation
    • All day preparation for Awakin at Casa de Paz 
    • 19:00 ~ Awakin circle@Casa De Paz
    JUNE 6 EAST BAY PERMACULTURE JUNE 7 EAST BAY PERMACULTURE 2
    • 10am ~ Gill tract farm with Allison Shiozaki
    • Lunch at Bay Edo Wakana Kawamura’s place with revolutionary Japanese women
    • 1pm ~ Transition Town Albany garden tour 
    • 3pm ~ Edible Schoolyard tour
    • 4:50pm~ Berkley Food Forest
    JUNE 8 Occidental Arts and Ecology (OAEC & Sebastopol) JUNE 9 San Francisco JUNE 10 Each on their own path


    本当に盛りだくさん!

    そもそもギフトエコロジーとは?の映像は以下で
    http://tokyourbanpermaculture.blogspot.com/2015/05/tup_26.html